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西武ライオンズが優勝しましたね。10年待たされましたが、とにかく良かったです。只、坂田選手は引退を決意されたとの事で残念です。去年代打打率が4割を超えていたのに勿体無いですね……。CSの秘密兵器として出てくれるんじゃないか位に思っていた矢先に戦力外通告のニュースを見たときはショックを受けました。栗山選手が代打に控えているような今年の状況では難しかったでしょうね。去年の大崎選手といい、まだプレー出来そうな選手が居場所がなくなる前にトレードで他球団から投手を取れなかったのかと思います。事実山川選手と2軍で鎬を削っていた頃は他球団からトレード話が殺到していたとも聞きます。(去年榎田選手とのトレードという噂もあったとか)日ハムの大田選手のように居場所を変えれば活躍できる実力はあったと思うので惜しまれますし、榎田選手クラスで燻っている選手を取得出来たのではないかと思いますが、坂田選手自身がライオンズ愛を貫いていますので第2の人生を応援しています。

さて、何時もの通り話がずれましたが、本日蒼海緋月本館アカイイト元ネタ分析鬼部(物部)に考古資料の画像を追加しました。
文章の方は大して知識が無い大昔に書いたので今見ると恥ずかしいですねウン。でも修正が面倒なので昔の恥を晒したままですが(マテ)、興味がございましたらご覧ください。
これに限らず、サイト始めたばかりの頃の元ネタ分析は今見ると恥ずかしい内容が多いですね。まぁネットはアテにせず、自分で本で調べましょうという他山の石としてください。
蒼海緋月本館の更新は多分あと1回か2回になりました。実は最後どうするかまだ決めていません(マテ)その時に気が向いた物をやるかと思いますが期間からして大した事は出来ないと思いますのでご了承ください。

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本日蒼海緋月本館アカイイト元ネタ分析を追加しました。
内容的にアカイイトとあまり関係無い気がしますが、用語解説にあった子安の木についてもう少し詳しく書いて、あとは三公の木とか本草綱目の説明とか割と有名なネタもついでに書いておきました。本当はもう少し色々調べたかったのですが、家の片づけをさっきまでしていたので時間がありませんでした。その為内容が薄いですが興味がある方はご覧ください。
そろそろ自分の中で定めていた更新終了予定のリミットが近づいてまいりました。葵先生の話は打ち切りかな? 自分の妄想の中では完結しているのですが、それを文章化する気力は湧いてこないんですよね(苦笑)他にも色々小説のアイディアは在ったのですが、既に創作意欲も衰えているので永遠にお蔵入りになりそうです。最後に自分の想いを込めた馬瓏琉目線のWKS作製も考えていましたがアオイシロから明らかに逸脱しそうだし止めるのが無難かな?
元ネタ分析や取り上げていない元ネタ文献もまだありそうですが、リミットの中で出来る範囲でやろうと思います。

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9月9日蒼海緋月本館アカイイト元ネタ分析アカイイト元ネタの記紀原文コンテンツ続日本紀原文を記載しました。
天平宝字八年十一月七日の記事はアカイイトの設定とは関係無いような気もしますが、一言主の伝承が「古事記」→「日本書紀」→「続日本紀」と時が流れると、どんな風に変遷していったかを知るには良い史料だと思うので一応載せておきました。文量的にも寂しかったので載せたという理由もありますが(マテ)
興味がある方はご覧ください。

休日もセミナーがあったりして中々忙しかったのですが、先週ついに世界樹の迷宮Xを買えました。ですが、5の時のようなドキドキ感がありませんね……。思い出補正とかじゃなくて、Xを買う前に5も再プレーしてたので絵も音楽もなんでああなっちゃったのかなという感じです。過去作と全く同じマップやら劣化した新世界樹の迷宮のアレンジ曲とか一寸ね(滝)DS時代の職業の(時代遅れな)絵を今更再利用するのも違和感ありますし、むしろ新世界樹の迷宮2的なクソゲーの予感がしますが、まだ序盤なので判断するのは早いですね。個人的にはゲームを買うのはこの作品で最後にしようと思うので、それなりにやり込む予定です。なのでサイトの更新は暫くしないかも知れませんが(マテ)ご了承ください。

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刀使ノ巫女は百合だったのでしょうか……背中合わせでお手手つないでって、自分がアニヲタ化するきっかけとなった神無月の巫女かよと思いましたがw 半分背負うとか、神無月でも似た事を言っていたのですが、14年前の作品なのでその辺の指摘をする人は少なそうですね。まぁ命を賭けてまで愛する人を守るとか大袈裟な表現をするまでも無く、百合作品が浸透してきたと言う事なんですかね……神無月は名作でしたが、昔は百合作品と言うと平凡な少女漫画としか思えないマ○みてなんぞしか話題にしない輩やアカアオと一緒に語る輩にイラッとしていたのが懐かしいです。(後から知ったのですがアニメ版のデビルマンレディーとかアリエスの乙女たちとか、女子同士の恋愛っぽい作品は○リみて以前からありましたし)まぁ別に百合かどうか何て本当はどーでも良いんですけどね(マテ)
宗像の三神についてもう一寸神話を絡めたネタにして欲しかったですね。とはいえ、もしこの3神の父親の神が登場したらベタベタ過ぎるので、登場しないのは良かったですがw

さて、例の如く話がずれましたが6月24日蒼海緋月本館アカイイト元ネタ分析アカイイト元ネタの記紀原文コンテンツ風土記原文及び、アオイシロ元ネタ分析アオイシロ元ネタの記紀原文コンテンツにも風土記原文を追加しました。
元ネタが少ないので日本書紀に比べると楽ですねw もっと有ったかも知れませんが、気付いたら追記予定です。

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comicoの「ミイラの飼い方」原作(165話~)が凄い展開になっています。アニメは所謂「ほっこり癒し系」でしたがミー君の過去を知ると「泣きすぎて萎れるなんて可愛い」とはとても言えなくなります。しかし、この展開を作者さんが以前から考えていたとしたら途轍もない才能なのですが……
アニメじゃ最後に登場した為、大地やムクムクは影が薄かったのですが、原作では大地の呪いとムクムクと関係のある悪魔が登場し、読者の涙が止まらない展開になっています。(132~154話)
あと最新話(174話)で1話登場のナデシコさん登場したことに驚いているコメントが多いんですが、いやいやノベルじゃナデシコさん主人公だったし、この展開読めたでしょw(まぁ原作とは関係無いとは書いてあって実際内容も随分違いますが)
他にcomicoで「リアルはゲームより奇なり」という作品にも嵌ってます。ゲーヲタが美少女に興味を持たれてだんだん仲良くなっていくと言う内容で、どこのゲーマーズとかいう作品だよとか言いたくなりますが、ゲーヲタの主人公・葵が男前の女の子です。つまり百合作品w 
出会いは巨乳美少女ヒロインの紗奈がナンパに絡まれているところを葵がナンパに対してゲーセンで勝負し、勝ったらナンパに付き合ってやるが負けたら諦めろといい、ゲーセンでナンパ達にゲームでぼこぼこにします。以降、紗奈は葵と仲が良くなりたいと思い、徐々に距離を縮めていくと言う話です。
以降、色々と遊びに行ったり、男絡みのイザコザを葵が助けたり、だんだん仲良くなっていくのですが、葵と仲良くする友達を見て嫉妬したり、もしかして恋? と意識し始めたら自然と葵と距離を置くようになるのですが、ナイト葵に男から助けられた後(3回目w)、紗奈の方は119話にしてようやく葵に対する気持ちが友達としての気持ちでは無いと気付きます。
うん。この展開になるまで課金しまくりましたよ、あはははh;;
男も絡んできたり、ヲタク趣味を隠している友達とか、気を利かせるつもり(良い事をしているつもり)がろくでもない事を考え付くモブキャラとか、一寸リアリティがありました。中々面白いのにコミック化すらしていないのが一寸残念ですが、個人的にはお勧めの作品です。
両作品とも途中の話までは無料なので興味を持たれたら暇つぶしにお勧めですよ。
……と、サイトの話をしろと怒られそうなのでこの辺で。

5月27日蒼海緋月本館アカイイト元ネタ分析アカイイト元ネタの記紀原文に萬葉集原文を追加しました。
え? アオイシロの日本書紀原文がまだ途中だって? 面倒……ゲホゴホ。じゃなくて間に合いそうも無いので今回は萬葉集にしました。ネタが少なくてらk(コラ)。原文だけだと寂しすぎるので訓読文も追加しました。
恐らく、こんなネタあったっけ? ぐらいに思われていそうですが、興味をお持ちの方はご覧ください。
あとは通知していませんでしたが、5月20日にも古事記中巻原文に丹塗矢の逸話を追記しましたので、宜しければそちらもご覧ください。丹塗矢の事書き忘れていたのもすっかり忘れてましたね;; 流石に記憶が薄れてきました。

ゲームとは関係無くなるのですが、ついでなので、その内、井上光貞氏の研究手法を参考にして日本書紀とか古代史の基本的な勉強の仕方とか、そんなコンテンツを創ってみようかなとか考えています。そんな余裕あるかいな;;

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更新が遅れて申し訳ございません。5月13日蒼海緋月本館アカイイト元ネタ分析アカイイト元ネタの記紀原文コンテンツ日本書紀神代の原文を記載しました。
元ネタが多すぎて疲れました……。抜けがあるかも知れませんが気付いたら追記します。
後はアオイシロ元ネタの日本書紀原文を終わらせたら、風土記や萬葉集なども気が向いたらやれたらと思います。面倒なのでやらない可能性もありますが(オイ)
当初予定していた15日のアオイシロ発売10周年までに更新終了は無理ですね。諦めました(マテ)。
今年中にキリを付ける予定は変わりないので、宜しければ最後までお付き合い頂ければと思います。

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ミイラの飼い方のアニメが終わってしまい、ぽっかりと心に大きな穴が開いた気分です。最終回が突っ込みどころ満載で(例えばなんで目の前でミー君がさらわれたのに気付かなかったのかとか、ミー君が捕まった時に鳴けば空も気付いたんじゃないかとか、あの短時間でどうやってコレクターが滝の上に移動したのかとか、コレクターが入場券?の葉っぱをどうやって手に入れたのかとか、空って滅茶苦茶強いんじゃなかったっけ? 等々)やっぱり9話を最終回にした方が良かったのではないかと思いますが、まぁミー君が可愛いからまぁ些細な事かと無理矢理納得し(マテ)第2期を期待してます。原作のストックもまだまだありますし、是非放送して欲しいです。というか、もし2期をやるならば健全な作品なのでもっと早い時間で親子で観れるような時間で良いような。結構親子で漫画観て子供がミー君ミー君言っているというママさんの感想もよく聞きますので、ちょっと放送時間を何とかして欲しいです。

また話がずれましtが、4月1日蒼海緋月本館アカイイト元ネタ分析アカイイト元ネタの記紀原文コンテンツ日本書紀神代の原文を記載しました。ついでにアオイシロ元ネタの記紀原文コンテンツ古事記下巻を追加しました。まぁアオイシロの古事記下巻に関してはコハクと八郎が話していた一言主の話しか無かったような記憶なので、アカイイトの方と被っています(滝)それだけではあまりなのでアカイイトの日本書紀神代原文も追加しました。……これが元ネタが多すぎてメンドクサイですね(滝)。複数の一書が書かれている物につきましては全て載せるのは面倒過ぎるので好みで省いていたりします(マテ)原文の環境依存文字とか苦労しました。閲覧されているWeb環境によってはきちんと表示されない漢字もあるかも知れませんがご了承ください。

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現在Deep Storange Journeyをプレー中。サブアプリがほぼ無制限に装備出来たり、若干難易度が下がっていたり、ウロボロスが弱くなっていたのはやはりネット上の反応の影響ですかね? (ウロボロスはメガテンシリーズで初めて倒すのを諦めかけた通常ボスでしたが)それとも世界樹の迷宮をプレーしていたからこの程度の難易度では如何と言う事は無いと言う事でしょうか。。。まぁエリダヌスやグルースの連続ワープはガイドブック読んでいても場所が解らなくなるのは変わらなかったですがw

話がずれましたが、3月18日蒼海緋月本館アカイイト元ネタ分析アカイイト元ネタの記紀原文コンテンツ古事記下巻の原文を記載しました。葛城氏(ツブラノオホミ)の滅亡の話はファンブックには載っていないので、関係無い可能性もありますが、個人的な願望や小説にも書いたことがあるのもあって載せておきましたw。興味がございましたらご覧ください。
アカイイトの古事記関連ネタはこんなものでしょうかね? 意外と少ない気がしますが、日本書紀ネタは多いのでどうしようかと思っています。ぶっちゃけ面倒なんですよね(マテ)。取りあえずアオイシロの古事記下巻分も終わらせてから日本書紀や、他の文献(萬葉集・風土記・続日本紀・先代旧事本紀)など考えます。『椿説弓張月』まで手を出すと面倒過ぎるのでこれはやりませんw

ミイラの飼い方第9話やはり感動しましたね。コニーが他月の髪を掴むのが好きな理由が解ると泣けてきました(T△T) コミックでは5巻に載っているので買って是非泣いてください(宣伝かよ)

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先週、先々週と休日に飲み会をやり、更新する暇がありませんでした。前の前に出向していた企業の方の送別会で、野球を一緒に見に行ったり公私ともにお世話になった方で、行かないと悪戯メールを送られそうでしたので(笑)

3月3日。蒼海緋月本館アカイイト元ネタの古事記原文古事記中巻の原文を追加し、3月4日、 アオイシロ元ネタ分析アオイシロ元ネタの記紀原文古事記中巻を追加しました。
古事記だけだと元ネタが少ないですね(滝)。その分日本書紀原文は大変そうで、なんでこんなに面倒な事を始めたのか、ちょっと後悔しています(笑)卯奈咲の伝承のモチーフは日本書紀の崇神天皇紀なのですが、古事記だと吉備津彦派遣が孝霊天皇記になるんですよね。省略しても良い気がしましたが、一応載せておきました。興味がある方はご覧ください。
記紀だけでなく、風土記や萬葉集も載せたい気がしてきましたが、更新は今年までと明言しておきながらそんな余裕があるのか不明です。

話が変わりますが、前回ご紹介させて頂いたミイラの飼い方は原作と放送順が違うようですね。原作通りだと第7話辺りを予想した感動回は第9話にずれたみたいですね。放送順が違うなら最終回に持って行っても良いような話ですが、そうすると他月が主人公になっちまいますか。是非視聴をお勧めします。というか、この頃は毎日ミイラの飼い方の録画を観て癒されまくっています(マテ)こんなに同じ作品を繰り返し見るのはef以来かも知れません。ううっ……自分もミイラ飼いたい。

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本日蒼海緋月本館アカイイト元ネタ分析の「一言主考察(主は最初は一言主だった)」を加筆修正しました。見る人によってはそんな馬鹿なと思われそうな話かも知れませんし、実際ミスリードかも知れませんが、只、柳田國男の「一言主考」に自説を裏付けるような話が書かれていたので紹介させて頂きました。尾花が狐なのは尾花丸がモチーフなだけではなくて、多分麓川氏も「一言主考」を読んでいたからだろうと勝手に想像しているので、だとすれば、主=(元々は)一言主だったで決まりのような気がしますが、事実はどうなのでしょう(笑)。まぁこうやってあれこれ想像しながら(無駄)知識を重ねていくのも楽しいものだと思いますし、他の作品だと中々出来ないと思うのでゲームを漠然とプレーするよりはこういう楽しみ方も有りなのかと思います。興味がございましたらご覧ください。

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本日蒼海緋月本館アオイシロ関連の年表上古の年代について解説を追加しました。
神代以降の日本に関わる年表は『日本書紀』に書かれている紀年をそのまま単純に西暦に換算していますが、この数字が正しくないのは言うまでもありません。讖緯説(あるいは辛酉革命説)ぐらいは常識だろうから必要無いかと思っていましたが、ネットなどを見ると本当に皇紀が真実であるかのように信じ込んでいる輩で溢れており、(つーかネト〇ヨは愛国者気取るなら『日本書紀』ぐらい読めと言いたくなりますが……『日本書紀』を読んでいれば不自然に長寿な天皇の寿命に誰もが疑問を抱くはずなので。)歴史学会の定説と、歴史学会が何故か目を背けている異説を取り上げて見ました。時代によってはこれらの方法で上古の出来事に関しても大体近い年の推測の仕方が解ると思いますので、宜しければご覧ください。

話が変わりますが、NHK BSで放送されていた[英雄たちの選択「古代史ミステリー 巨大古墳の国際戦略~半島危機と倭の五王~」]なる放送内容が余りにも酷過ぎた事に憤りを感じました。ゲストの中にまともに『日本書紀』を読んだ人が居ないっぽい事や<考古学者と称する人も居ましたが、彼の主張(例えば百済と加羅は倭国を「利用していた」等。古代朝鮮と倭国の地図を見比べて、国力の差も想像出来ないんですかね。百済や新羅は九州の半分程度の国土に過ぎません。仲哀紀の熊襲を討つか、新羅を討つか検討しているのは新羅が九州の熊襲程度の力しかなかったというリアルな実感だったはずに違いありません>は完全に史実を無視した自国第一主義な朝鮮の学者の受け売りに過ぎず、全く『日本書紀』を信用していないか、自分の主張に関わるところだけ都合よく利用している感じでした。つーか学者なら「治天下大王(アメノシタシロシメシオホキミ)」程度正しく読めと言いたくなりました。恐らく翻訳本の記紀ぐらいしか読んだ事が無いのでしょう)。江戸時代専門の学者タレント教授の磯田道史やら政治学者の宮崎何とかやら素人の意見は明らかに『日本書紀』を読んでいない事が話を通じて伝わってきましたし、そもそも「偉人の選択」なるシーンでTVでやっていたように雄略が昔、倭国が高句麗に痛い目にあった為に戦を避けよう等と考えていた事が伝わる文献など一つもありません。寧ろ『宋書』では高句麗と戦う強い意志が表明されており、『日本書紀』雄略二十年冬には高句麗が百済の都を落とした後、高句麗の王が百済が日本の天皇に仕えている事を恐れ、百済の残兵を追う事を止めた記事があります。多少大袈裟に書かれているとはいえ、高句麗の方も倭国との全面対決に繋がる事は避けていたのは事実に違いありません。勝ち負けはとにかくとして、多大な犠牲が出る大国同士の衝突は極力避けたがるのが歴史の常でありますし、実際、事実上の百済滅亡により協力と称して日本の百済に関する権限が強くなった事や、百済の品々が多く日本に入って来た事により、寧ろ日本に利益がもたらされ、高句麗とも無理に対決する必要が無く、葛城・吉備氏も大和王権に抑え込まれつつあったことで、宋の国から称号を貰う必要が無くなっていたのが史実と言うべきでしょう。その辺りは一応TV製作者側も知っていたのか、『三国史記』にこの時倭国が百済に協力した話が無いと言っていましたが、そもそもあれは12世紀の文献であり、日本でいえば鎌倉時代に古墳時代の話をしているようなものだから正確でないのは当たり前の事です。因みに朝鮮関連、特に百済の古い文献(『百済記』『百済新撰』『百済本紀』等)は実は日本書紀に多く引用されているという事実をあのゲストたちの半分も知らないのではないでしょうかね? 端から嘘だと決めてかかり一顧だにしない事と、『日本書紀』を読んでから記事を取り上げて批判する場合では態度を見れば解りますし、当然後者の方が説得力がありますが、そのような様子は微塵も無く、自らの無知を棚に上げ、英語交じりの現代用語で表現し、(そもそも歴史学者で軽薄な英語交じりの単語を使いたがるミーハーは殆ど居ません)知ったかぶりをする態度にはあきれ果てました。インタビューに答えていた歴史学者の森公章氏もあの番組をみたらあきれ果てたのではないでしょうか? 森氏の著作に関しては私もサイトで倭の五王関連の文章については引用することもあったのですが、あの番組を見る限り、殆どのインタビューをカットされていたと思います。
私があの番組を見る事は二度とないでしょうね。せめてゲストに一人ぐらいは記紀程度は読んだ事がある人を呼んで欲しいものです。武士の家計簿の本がたまたまヒットしただけの江戸時代専門のタレント教授はしたり顔で、こう言った日本の態度により日本が嫌われていったなどと言っていましたが、古今東西外交などそのような物であり、寧ろ現在のように無意味な贖罪意識により妥協を繰り返した結果、近隣諸国に舐められっぱなしの状態の方が異常なのです。仮にも学者を称するなら日本通史と世界史も一般教養程度には勉強してそれらの一次文献もしっかり読んで欲しいものです。
と、話が長くなりましたが、あの手の番組を見る場合は見っぱなしで内容を鵜呑みにせず、必ず一次文献に目を通す習慣をつける事をお勧めします。TVで言う事は信用するなということですw

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