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カテゴリー「格闘技」の記事一覧
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今日、WBCスーパーバンタム級スーパチャンピオン西岡利晃選手が引退を表明されました。

西岡利晃オフィシャルブログ↓
http://ameblo.jp/omoidouri/entry-11403461295.html

年に数回後楽園ホールに行く程度ですが、自分が観てきたボクシングの試合で一番凄いKOパンチを見せてくれたのが西岡選手でした。
その時の試合は、まだ西岡選手がチャンピオンになっておらず、確か佐藤幸二選手のOPBFタイトルマッチの前座だったと思いますが、五十嵐俊幸選手、亀海喜寛選手などいずれもタイトルを獲る以前ですが、アマチュアのトップ選手として名を馳せた選手達と同じ日に出場したのですが、アマトップの彼らと比較しても次元が違う倒し方に驚いたものです。
(アマチュアびいきの自分がここまでいうのは西岡選手ぐらいです)
てか、何で世界王者じゃないんだと;;当時は思ったものです。

その試合から1年ぐらい後だと思いますが、見事に世界王者取得。
海外での防衛も2回行い、最後の試合は怪物ノニド・ドネアと戦い、敗れはしたものの、日本ボクシング史に偉大な痕跡を残してくれました。
強敵との試合を巧みに回避し続ける某選手と違い、わざわざ戦う必要も無い最強の相手を選んだのはカッコイイ生き様じゃないですか。
その精神はしっかり若手の選手にも受け継がれているでしょう。日本のエースという看板は山中慎介という素晴らしい選手が引き継いでくれるでしょう

西岡選手、お疲れ様でした。
今はゆっくり休んでください。

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やったーーーー!!!

村田選手、ボクシングで48年ぶりの金メダルです。
もっとも東京オリンピック以来とよく引き合いに出されますが当時と今では参加国が違うので競技のレベルが違います。

96年のアトランタオリンピックで予選が行われるようになってから、参加国が増え、レベルも上がり、予選を突破することさえ難しくなりました。事実、メダリストがプロ入り後世界王者になった例は無かったと思いますしね

その後のメダルに届かなかったオリンピアンがプロの世界王者に劣っているかといえば、そうでもなく、辻本和正氏のように当時全盛期だったある世界王者をスパーリングでフルボッコにしてしまった伝説や、現役では須佐勝明選手のようなトップアマはプロの世界王者以上という評価されています。

高校6冠というアマチュアで輝かしい実績を上げ、後にプロの世界王者になった粟生選手もブログでアマチュアボクシングに関する思いと凄さを語っています。(プロ入り後もアマチュア時代の誇りを捨てずよく言ってくれたと思います。)
粟生隆寛オフィシャルブログ|メダル

そんな4年に一度しかないオリンピックでメダルを獲れてよかったです。

何よりも凄いのがミドル級という重量級で頂点に立てたことでしょうか?

思い返せば、村田選手の試合を始めてみたのは彼が高校3年の時の全日本選手権でしょうか。
当時は「高校生が決勝に上がってくるぐらいなので、やっぱり日本のミドル級って選手層が薄いんだな」ぐらいに思っていました。
その時の試合ではアマチュア13冠、後のプロで東洋太平洋王者で世界挑戦までこぎつけた佐藤幸二選手相手にポイント先取するも、1分ほどでRSC負け。
次の年に危なっかしい内容ながら全日本王者になり、それ以降は国内敵無しながらも北京ではオリンピックに届かず、この階級では世界に通用しないのかと思いましたが、昨年のインドネシア杯で優勝後、世界選手権で銀メダルと、着々と実績を積み重ね、今回の快挙に至りました。

ただ、今回は清水選手といい、村田選手と言いジャッジに悩まされましたね。
選手にとって次の五輪の4年後というのは途轍もなく長い期間だし、競技を続けている事も難しいかもしれないのだから、きちんとしてほしいですね。

ある意味、世紀の誤審で一般的には無名な清水選手が注目されるようになったのが怪我の功名とでもいいますか。。。

今回のオリンピックで男子は体操の内村選手以外金メダリストが居ない不甲斐無い状態なので(特に柔道なにやってんだ? 女子レスリングを見ても研究されたとか言い訳出来るのかと。)最後に金で閉めてくれてほっとしてます。

強化種目に選ばれていないボクシングから2つメダルを取れたのは嬉しいですね。国は結果を出せなかった種目に関しては予算を見直して欲しいものです

須佐選手はくじ運が悪くキューバの選手と当ってしまったのは残念でした。キューバ相手とはいえ、あの須佐選手がここまで一方的にポイントが離れるとは思いませんでしたが、例え敗れても須佐選手への評価は揺るぐ事は無いでしょう。例えばプロに転向してもスタミナ面の弱点さえ克服すればすぐに世界王者になれますよ。
暫く休んだ後、何らかの形でまたボクシングに関わって欲しいです。

鈴木選手が1勝出来るとは予想していませんでした。高校の時はデトロイトスタイルだったっけな? 高校のライト級時代のように体格差を活かした試合は流石にウェルター級では出来ないみたいでしたが、高校の時から目をつけていた選手がよくここまでやってくれたと思いました。
今後、プロアマどちらでも期待出来ますね。

そして清水選手は色々な意味でサプライズ。
正直、全日本選手権三位、アジア予選三位の清水選手が五輪の舞台でも三位になるとは思いませんでした。
三位を狙うのが得意なんですかね(笑)という冗談はとにかく、村田選手は始めから期待を集めていましたが、ある程度アマチュアボクシングに造詣のある方ならば、大抵次に期待していたのは須佐選手で、清水選手はあまり期待していなかったのでは無いかと。。。自分の見る目の無さが情けないですね(苦笑)

村田選手、清水選手、鈴木選手、須佐選手。

お疲れ様でした。いい試合をありがとう。

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オリンピックがはじまりましたね。
皆様はどのような競技に興味をお持ちでしょうか?

サッカーU23日本代表の大金星は鳥肌が立ちましたが(欲を言えばもう少しシュートの精度を上げて欲しいですが。。。)
格闘技マニアの私が個人的に一番気になるのはボクシングですね。

アマチュアボクシングという名称のせいでプロより低く見られがちですが、四年に一度しかない五輪出場クラスともなるとプロの世界王者よりも3ラウンド以内なら実力が上なのが一般的だったりしますし。

世界選手権銀メダルの村田諒太選手が1階級上のプロの選手をスパーリング圧倒したというニュースがありましたが、村田選手といい勝負が出来そうなのは石田 順裕選手ぐらいじゃないでしょうか? クレイジーキム選手が現役だったら面白そうですが。

また、フライ級の須佐勝明選手の強さはプロでも定評があり、某世界王者が「3ラウンド以内ならプロの世界王者より強い」と認めているのは決して大袈裟ではないでしょう。

そして、現役の世界王者も元オリンピアンの五十嵐選手をはじめ、井岡選手、内山選手はアマチュアトップクラスの実績を残していますし、粟生選手は高校6冠。元王者の八重樫、清水選手と、最近の世界王者、あるいは元世界王者にこれだけの名を連ねるのはアマチュアのレベルの高さを物語っているでしょう。
よく聞くのがアマチュアの選手は体力が無くプロでは通用しないというのも根拠の無い話で、上記の選手達が体力不足などと言われた事があるのか聞いたことが無いです。
一試合のラウンド数は少なくても、試合の期間の間体重を維持する必要があるアマチュアの方がある意味過酷であり、野球で例えればプロが先発ピッチャー、アマは中継ぎピッチャーに置き換えれば解りやすいかと。
先発ピッチャーは中5・6日で大体7回位まで投げる事を求められますが、中継ぎは連投だったり回跨ぎする場合もありますが、出番が多ければ週3、4回で1~2回程度投げさせられ、中継ぎピッチャーの方が選手生命が短いと言われています。
ボクシングに話を戻せば、アマチュアの方がラウンドが短いですが、試合数はプロより遙かに多くこなさなければなりません。
村田選手が110戦。須佐選手たちが大体80~90戦ぐらいですが、これは恐らく世界でアマチュアトップクラスの選手と比較したらそれ程多くないと思いますが、それでもプロでこれだけ試合をこなす選手は殆ど居ないのでは無いかと思います。

話を戻します。今回の五輪で期待したいのは村田選手。
プロでも竹原慎二氏がミドル級で世界王者になったとき、この階級で世界を獲るのは無理と思われていたように、体格や選手層の厚さで日本人には難しいとされてきましたが、このミドル級において外国人相手にもパワー負けせず、むしろ圧倒するような選手が現れるとは思っていませんでした。
アマチュアボクシングに興味を持ち始めたころから興味があった選手ではありますが、階級が階級だし流石に世界では通用しないかと思っていましたが、世界選手権初戦で金メダリストを倒し、そのまま日本人離れしたパワーを見せつけて毎試合のようにダウンを奪い続け、決勝まで駒を進めるとは夢にも思っていませんでした。(奇しくも、今回サッカーU23日本代表が優勝候補スペインを倒したようなものです)
内山選手ですら届かなかった五輪に出れるだけでも凄いと思うのですが、パワーで外国勢を圧倒できるなんて痛快じゃないですか。確かボクシング関連の海外の雑誌では銀メダルを予想されているらしいですが、シードなので2勝すればメダル確定なので充分射程圏内といえるでしょう。期待したいと思います。

須佐選手は国際試合で安定した成績を残してきましたし、北京五輪の前は彼が日本のエースかと思っていましたが、そんな須佐選手ですら予選落ちしたのが信じられなかったです。
その後、引退した時は愕然としましたが、1年のブランクの後に復帰して、アジア予選で見事五輪の切符を掴んでくれました。今回、初戦がキューバの選手というのはくじ運が悪すぎますが、頑張って欲しいです。

清水選手は2回目の出場です。というと全日本選手権十連覇の辻本和正さんと同じですか。確か高校時代も合わせればアマチュア19冠ぐらいだった辻本さんですら1勝しか出来なかった事を考えると難しいかもしれませんが、初戦の相手はガーナ代表とのこと。須佐選手みたいにいきなり強豪国と当る訳でもなさそうなので1勝はしてもらいたいです。

鈴木選手は高校生の時、井岡、大迫選手という高校六冠(?)コンビと同期だったのでそれ程注目されていなかったかもしれませんが、スケールの大きそうな選手に見えたので、自分はその頃から期待していました。(そういえば大迫選手プロ入り後どうしたんでしょうね?)
Lウェルター級では世界選手権銅メダル、北京五輪代表の川内選手の壁に跳ね返されましたが、ウェルター級に上げたら華が開き、五輪の切符を掴みました。注目されるずっと以前から期待していた選手が結果を残したのが嬉しいですね。
ただ、国際試合の経験となると他の三選手より劣るので、少し厳しいかもしれませんが、海外の選手からすればノーマークで研究もされていないだろうという利点もあります。思う存分力を発揮して欲しいです。

五輪出場四人というのは過去最多ですかね? 補欠という形でギリギリ五十嵐選手一人だけが選ばれたアテネ五輪からほんの数年前まで国際試合で殆ど結果を残せていなかったアマチュア暗黒期を知るものとしては、こんな日が来るとは思いませんでしたが、これを機会にもっとアマチュアボクシングが注目されるよう四選手には頑張ってほしいです。

話は多少それますが、アマチュアボクシング界の超新星の井上尚弥選手のプロ入りは残念に思いました。
プロの軽量級の世界王者には、すぐになれるとは思いますが、それよりは五輪のメダルの方が遙かに難しいのでそちらを目指して欲しかったですが……プロ入りしたからには世界王者になって貰いましょう。

期待していた選手と言う事で嬉しいニュースといえば、元アマチュア六冠の上林巨人選手がプロテストを受けたとの事。
竹原2世!上林巨人がプロテストを受験
アテネ後の暗黒期に期待が強かった選手ですが、最近の動向は全く情報が無く、気がかりな存在ではありましたが、プロ入りを目指していたとは。
彼ほどの逸材が埋もれるのは惜しいと思っていたのですが、アマであれ、プロであれ競技を続けてくれるのは嬉しいです。
二年半のブランクは気がかりでしたが、プロテストでのスパーリングは日本二位の選手相手に良い内容だったらしいので心配しなくてもいいのかも知れません。
かつて同階級のライバルだった須佐選手のようにブランクを跳ね返し、(上林選手のが長いですが……)頑張ってほしいです。

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多分1年ぶりぐらいに格闘技の聖地、後楽園ホールでボクシングを生観戦しました。

目当てはメインイベント

嶋田雄大(日本ライト級3位 戦績26勝17KO5敗1分)VS岩下幸右(日本ライト級8位 13勝7KO11敗2分)

の試合です。

この嶋田さんですが、なんと40歳。JBC所属のボクサーでは現役最年長で世界戦も2回経験したという猛者で、管理人が一番応援させていただいている方なのですが……
しばらく試合が空いていたと思うのですが、世界ランクから外れていましたね。

かつて木村、稲田、長嶋というそれぞれ世界挑戦を果たしたライバル達を倒し、日本最強を証明したとはいえ、全員引退してしまいましたし、何年も前になってしまったので、再び日本ランキングからチャレンジしなけれならないというのが何とも……

しかし、外国人の噛ませ犬を相手にするより、何年かぶり(恐らく5年ぐらい?)の日本ランカーが対戦相手ならば現状の実力も解るかなと思い期待していました。

試合は、嶋田さんがいつものアップライトスタイルからのジャブは良い感じに当てていたのが相変わらずでしたが、鉄壁の防御を誇るはずのディフェンスはかつて程ではなく、岩下選手からの良いパンチも時折浴びてしまい、それでも1Rは終盤に岩下選手を追い詰め、早期決着も予想できましたがそこから岩下選手が頑張ります。

中間距離が得意な筈の嶋田さんはこの日は被弾が多かったためか、5Rあたりからインファイトに切り替えると、岩下選手は完全に術中に嵌り、嶋田さん得意のダブル、トリプルが面白いように決まりだし、この辺りから完全に嶋田さんのペースになりますが、ダウンを奪えず。
最終ラウンド前のインターバルには岩下選手が大きく腕を振り、大物を喰ってやろうという気概を見せましたが、岩下選手の劣勢は覆せず、判定へ

結果は3-0で嶋田さんの判定勝ち、一人の主審が80-73をつける大差でした。個人的にはそこまでポイントは離れていないように思えましたが、ランカー相手に力の差を見せつけたことで、まだまだこの階級の日本人選手の中ではトップクラスであることを証明出来たとは思います。
スピードでは圧倒していましたし、とても40歳の動きとは思えないですね;;

とはいえ、この先世界戦を狙うとなるとやはり難しいと言わざるを得ないでしょうか……日本ランク3位というのが現状の実力を結構正確に反映しているように思えます。
今更感が拭えませんが、この先を考えるならば、世界戦とは言わず再び日本チャンピオンを狙うか、あるいは獲ったことがないOPBFのベルトを目指すのが現実的でしょうか? それすらも現状では5分5分か、それ以下のような気がします。

ですが、何とかもう一花咲かせて貰いたいです。
あの怪物エドウィン・バレロをぐらつかせたカウンターを世界戦で再び見てみたいものですね。

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