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今更感が拭えませんが、先日アカイイトドラマCD「京洛降魔」を聴きました。

何で今まで聴いていなかったかというと、元ネタが思いっきり「久遠の絆」や「鬼切丸」などの伝奇作品と被るので、イマイチ興味が持てなかったのですが、でも考えてみたらアカイイト原作でも元ネタがそれらの作品と結構被っているのですよね。伝奇作品の宿命というか、ある程度知名度のある伝承をテーマにせざるを得ないので、既出のネタでも仕方がない面はあるのでしょうね。
ウチみたいな二次創作サイトならば幾らマニアックな内容でも採算を考えなくても良いので気楽なんですが、商売となるとそうはイカンでしょうしね。

あと、私事ですが、現在LPICレベル2という試験の勉強をしておりまして、数日前に202の方を受験したのですが、勉強でストレスが溜まっていたので、試験の2日前に勉強をサボって「京洛降魔」を聴いていました。(一応それでも受かりましたw)

で、肝心な内容についての感想ですが、加藤さんネタは余計な気がしますが、(ラストのオチもあるので、評価できる面もありますが)結構面白かったと思います。

まぁ……桂ちゃんは相変わらず成長していない事にイラ(以下自主規制)で、やっぱりこの娘が苦手な事を再認識させられましたが、(これだから良いという人もいるんでしょうけれど、人それぞれと言う事で)他のキャラは皆良かったと思います。

少し突き放した方が良いんじゃないか? と思う程の駄目っぷりを披露する桂ちゃんに対して、羽藤柚明さんや浅間サクヤ達の過保護っぶりは微笑ましかったです。(陽子ちゃんの言う「世話を焼きたくなるオーラというやつでしょうか。。。」)

一番頑張っていたのはノゾミンでしたね。高校生にもなって、しかも京都みたいな人気の多いところで誘拐なんてありえんだろという設定に対するツッコミはとにかく、(そういえば最近「暗●教室」にそんなのがありましたね)誘拐した連中をあっさりとやっつけた後、ちゃっかり桂ちゃんから血を頂いたのはちょっと策士でしたねw
桂が宿舎から抜け出す時も、能力で周りの人に桂ちゃんだと思い込ませたり、色々頑張っていましたね。
一番良かったのは桂ちゃんの声の物真似でしょうかw
こんな風に一番頑張っていたノゾミンですがボーナストラックのおまけの話では烏月さんの経験値にされてしまい可愛そうです(笑)

ちゃっかり美味しいところを頂いていたのは大獄丸にとどめを刺した千羽烏月さん。
腕を切ろうとしていたら、ぶっ飛ばされた我が渡辺党(私のご先祖様が渡辺党らしいので)は発言機会すらありませんでした(爆)

声優陣は原作と同じく豪勢。お凛さんの中の人は今を時めく沢城みゆきさんですか。この頃はまだブレークする前だと思いますが、最近の露出狂姉御キャラ的な声と大分違うんですね。

個人的に、このドラマCDで一番良かったのは断トツで奈良陽子ちゃんでしたw
まさしく「奈良可愛いよ奈良」でしたねw
陽子ちゃんの名言をずらっと並べてみると

「私の使用済みは咥えられないてかー!」(桂に歯ブラシを貸すことを提案して拒否された場面)
「歩く薀蓄拡声器は間に合っています」(葛様と対面時)
「先に見つけてあたしらのLOVE度を見せつけてやろう」
「アンタはとちゃんレーダーでも付けてるの?」(ドラ●ンボールかいw)
「真冬の川に投げ込まれた子犬みたいにがくぶる震えている、はとちゃんをびしっと抱きしめるようなドラマチックな展開は?」
「よもやアンタが愛情犯罪フィフティーオールの……」

……とまぁ、こんな感じで、もう陽子ちゃん主人公でドラマCD作っても良いんじゃないのでしょうかw
原作でも声だけで充分萌えれましたが、声のみのドラマCDだと破壊力が即死レベルです。

さて、この作品の突っ込みどころですが、羽藤柚明エンドの続きのはずなのに、どういう経緯でノゾミンが桂を守るようになったのか、一言説明が欲しかったです。その辺を話にすれば結構面白いものが出来ると思うんですけれどね。
あと、柚明さんが葛様を「葛ちゃん」と呼んでしまっていますが、原作の葛ルートでは確か「葛様」と呼んでいます。どーでも良いかもしれませんが、当方の小説では柚明さんは「葛様」と呼んでいるので個人的に困るというだけの話ですがf^^;
細かいところでは鈴鹿御前が取りついた人間の相性が何故、隼人や蝦夷よりも良かったのか、理由が解りませんでした。

因みに、葛様の言う上野にある安綱なら当方も観に行った事があります。
東京国立博物館 日本刀展示リスト
(残念ながら2015年10月31日現在では展示されていないようです。)

家に確か坂上田村麻呂について色々な時代の伝承を比較研究している本が家にあったと思うのですが、ちらかっているので見当たりません。資格試験のお勉強もあるのでそんなものを読む暇は無いのですが、その内気が向いたら元ネタ分析もやるかもしれませんので、興味がある方は期待せずにお待ちください。

さて、勉強しなきゃな。。。

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本館はもう暫くお休みを頂きますが、アカイイトファンならばご存じのとおり10月21日は特別な日なので、ブログの方は更新いたします。

2015年10月21日でアカイイト発売11周年となります!
と言っても過去に言いたい事は大体言っているので特に新しい話題は無いのですが(滝)
ちょっと変わった視点からアカイイトについて語ろうかと思います。
(各画像はクリックすると拡大します)
羽藤桂ちゃんのしましまじゃないアレ 

アカイイト花影抄より(『アオイシロ-花影抄-』第2巻掲載)
11周年なのであからさまなサービスなんちゃって
しましまはお出かけ用で、学校ではしましまじゃないんですね。
て、視点って羽藤桂ちゃんの下からって意味じゃなくて

アカイイト花影抄中国語版の宣伝?
中国語版のアカイイト花影抄の宣伝らしきものを見つけました。
百合って……アカイイト花影抄って百合要素の欠片も無い作品なんですが f^^;
(ネタ的に百合の花が出てくるシーンならありましたが。。。)

あとアカイイトの中国語版Wikiを見て気付いたことがありました。
(因みに日本語版は一度も見た事がありませんW)

 →中国語版「紅線」のWiki
 
Wikiでは浅間サクヤが淺間佐久夜になっていますね。
サクヤの名前について日本語版では言及する時はこんな事を言っているのですが
浅間サクヤ
だから正式には「朔夜」の方かと思っていたのですが、これはサクヤさんの思い込みで「佐久夜」で良いと言う事になるんですかね?
度々触れてきましたように、喜屋武汀と同じく、サクヤさんのモチーフは恐らく隼人伝承が元になっているキャラなので、確かに「佐久夜」の方がしっくりきますが。

あと、主は中国語では「主神」になっていますね。アカイイトの元ネタ分析(古典における主の記述2)でも触れましたが、「主神」だと景行天皇紀のヤマトタケルを病死に追いやった山の神(大蛇)の「主神(かむざね)」になります。呼び方のモチーフとしては正しいと思うのですが、天津甕星とは明らかに別の存在になってしまうのですよね。

この辺の言及は無いのかしらと思いつつ、こんな事でツッコミを入れるのも自分ぐらいだと思うので、どうでも良いですか。スイマセン、ネタが無い物で(滝)


当方作成のアオイシロWKSの泡沫

携帯ゲームでアカイイトのリメイクを出して欲しいですね~。
正直、直すべきところが多すぎるので(観月の民の会話の内容と一部用語、ノゾミルートだけでも直して欲しいのですが)リメイクは大変だと思いますが、それでも、多分新作の作製よりは安く出来ると思いますしね。
百合作品としての評価ばかりでは無く、伝奇作品としてきちんと評価されるものを作製して頂きたいです。
和風伝奇の傑作と言われている「久遠の絆」(確かに絵と音楽は素晴らしかったですが、肝心な文章が……ゲホゴホ)辺りは無印発売から13年を経てPSPに移植されているので、アカイイトもいつかは移植される事を祈っています。

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本日蒼海緋月本館アカイイト元ネタ分析観月の民の年齢考察を追加しました。
そんなの不可能だと思われそうですが、神代でも一応日向三代であれば(途轍もない数字の)年代が解る事と、神話を事実と捉えた統計学的研究を利用すれば推測は一応可能です。
……まぁ実際のところ、観月の民の年齢なんて製作者は考えていないとは思いますが……ゲホゴホ
こんなどーでもいい事を文献やら統計学やら引っ張り出して考察するアホは自分ぐらいだと思うのですが(苦笑)興味がある方はご覧ください。

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本日10月8日は美脚美腕美顔美少女!!! アオイシロの主人公、小山内梢子さんの誕生日であります。
今年も同じ台詞を言えました!!!
(お誕生日カウンター撤廃したので本当は忘れそうに……げほごほ)

去年の梢子さんの誕生日は月蝕だったんですね。
去年の記事→小山内梢子さんが誕生日に蝕の力覚醒
梢子さんの声の目覚まし時計が欲しいな~と妄想する今日この頃。
アオイシロを起動した時のような感じで

「まったく……いつまで寝ているつもり?」

の後

「まぁ……いいけどさぁ」

なんて言われたら毎日寝坊してしまいます(目覚ましじゃねええっ!!!)

ツンデレ小山内梢子

↑カヤさんの実験台になり、つんでれ化した梢子さん。(クリックすると画像が拡大します)
去年はヤンデレネタだったので今年はツンデレですが……多分普段とあまり変わらないかも(笑)

そういえば前期放送アニメで「それが声優」という作品をやっていましたが、若杉葛様と小山内梢子さん(の中の人)が登場したのは、やはり若杉グループの力でしょうか?(違います)

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本日、アオイシロ,アカイイトのファンサイト蒼海緋月本館を移転しました。
URLは以下になります
http://aoishiro.html.xdomain.jp/index.html
突然 移転した理由は、今まで使っていたデジデジのレンタルサーバーのサービスが1月に終了してしまう為で、早めに対処しようと思ったからです。
新規登録が大分前に終わっていたのと、アクセス解析等のサービスが終了していたので、こうなる事はある程度予感はしていたのですが……サイトをただ移行すれば良いという訳でも無いので色々面倒ですねf^^;
旧サイト上の.htaccess ファイルを書き換えて、旧サイトにアクセスした場合、移転後のURLへ飛ばす設定をしようとしたらアクセス出来なくなったりして冷や汗かきました。現在は.htaccess ファイルを修正したので旧サイトにアクセスしても自然に移転後のURLへ飛ぶようになっています。
一応FirefoxやOpera、Safariでは検証済みです。……IEは一寸怪しいんですが(滝)
暫くは旧サイトのURLでアクセスしても勝手に新サイトへ飛ばされるので大丈夫だと思いますが(デザインは変えてないのでURLを見ないとバシルーラ喰らった事が解らないと思いますが)、デジデジのサービス終了後は自動移転されないので、(恐らくその前に自分で旧サイトをクローズすると思いますが)恐れ入りますが、お気に入り登録やリンクは新しいものに修正して頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。
なお、ブログのURLは現在のままとなります。引き続きご贔屓いただければと思います。

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何故か『日本書紀』の一書、つまり外伝扱いで名前が登場するに過ぎないのに今季終了アニメ2作品でアメノハバキリが登場。。。『古語拾遺』やら吉野裕子の著書を調べて取り入れたとも思えんのですが。。。ってメガ○スとかメタルな名前の必殺技はとにかく、アガートラムはどうでも良いか(笑)聖遺物なるものが本当はどんな(恐い)ものなのか、谷川健一先生の『魔の系譜』に載ってますね……と、独り言なのでスルーしてくださいまし。

9月27日蒼海緋月本館アオイシロSS にー葵 花 影 抄ー第四之巻「岩長姫」をUPしました。
今回はこのシリーズではじめて葵先生をいぢめる事無くエログロなしです。そっちを期待していた方は残念ですが(居るのか?)今回はどちらかといえば過去に書いた伝記風作品のパターンを踏襲しているような感じです。
今回のモチーフは近松門左衛門の『日本振袖始』(概要はこちらの132コマ目が参考になります→外部リンク近代デジタルライブラリー『近松の天皇制』木谷蓬吟 淡清堂出版)で、この作品は記紀神話の順序をチグハグに繋ぎ合わせた「神話の二次創作」と言うべき作品なので神話学的な意味は持たないのですが、どうしてもこの話を知っているとアカイイトの設定、つまり、岩長姫の末裔である観月の民と八岐大蛇の末裔である主が戦うという設定に違和感があるので、じゃあいっその事自分で辻褄を合わせてしまえと考えて今回の話を書きました。
……て、益々アオイシロから離れてアカイイト化してますね(滝)
興味がある方はご覧ください。

あと1話で完結……出来るか解らないのですが、宜しければお付き合いください。

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9月13日蒼海緋月本館アオイシロSS にー葵 花 影 抄ー第三之巻「喪失」をUPしました。

結局時間も無かったので予定していたサブタイトルは変えませんでした。内容についてはサブタイトルどおりです。実際は観念的な物らしく物理的な物ではないのですが、まぁ一般的なイメージ通りの解釈ということで。
このぐらいで駄目なら『古事記』や『日本霊異記』などは18きんにしないとイカンだろと自分に言い訳しながら、どこまで書いていいのか迷ったので、幾らか削ったらやたらあっさりとしてしまいました。個人的には第一之巻のシチュの方がマニアックで良かったかもです(マテ)
まるまる一話かけて葵先生を責めるのも良かったのですが、流石にそれだとイカン気がしますので。
ライトノベルでも読んでいればどこまでがボーダーラインなのか解るかも知れませんが、読んだ事が無いので解らないです。少年向け小説というくくりなら、西谷史とか平井和正とかもっとエグかったんですけどね。(平井氏の『狼の紋章』は名作中の名作でしたが。)
という訳で、今回もエログロが苦手な方は読まないでください。
この話もあと1話か2話で完結になります。宜しければお付き合いください。

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当方が昔作製したMIDIカバー曲で、唯一のビジュアル系バンドのナンバーです。
メロディがやたらカラオケっぽい感じで、クリーントーンのギターもそっくり再現は出来なかったのですが、私の腕ではこんな感じが限界でしょうかね?
はじめてSHAM SHADEの曲を聴いたのが「素顔のままで」で一発で虜になりました。
当時は多分無名だったのでこのマニアックさが自分にはたまらんかったのですが、その後るろうに剣心のOP曲ですぐにメジャーになってからはそれ程興味が無くなりましたね(マテ)
ただ、ヒット後もロックの雑誌などで自分達のルーツであるHRに対して敬意を払っていた事や、「NEVER END」のような美しいHRは自分好みだったので、(Xは別格として)他のV系バンドよりは好感を持てました。

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8月30日蒼海緋月本館アオイシロSS にー葵 花 影 抄ー第二之巻「一疋狼」をUPしました。

サブタイトルのモチーフは前の話をじっくり読んでいれば解ります。アカイイトあるいはアオイシロを理解していればすぐに思いつく知の巨人と言われたあのお方の論文です。何時もの如く、サブタイトルとモチーフはあんまり関係無いのですが(マテ)

今回の話で浅間サクヤさん(と思しき人物)と千羽烏月さんが登場します。
今回もちとグロイので苦手な方は読まない方が良いかもしれませんが、アオイシロのあのシーンと敢えて似せていたりするので、それ程気にはならないかも知れません。あとは何気にアカイイトで羽藤桂がさっさと逃げ帰るエンドネタにもかけてあったりしています。
というか、アオイシロの二次小説のはずが経観塚が舞台ですし、登場キャラもアカイイトから二人と殆どアカイイト化していますねorz
こんなので宜しければご覧ください。

毎回の事ですが、この話も予定より長引きそうですね(滝)
いつもHTMLファイルが50K以内に収まる文量にしているのですが、第二之巻はぎりぎりでした

この分だと三話完結予定では収まりそうもありません。
完結に年内一杯までかかる事は無いと思うのですが、如何か気長にお付き合い頂ければと思います。

さて、次回のサブタイトル候補に考えているものを明かしてしまいますが、「喪失」です。(多分変えますが)何を喪失するのか? 一度失うと元に戻らない大切な物ですが、どこまで表現していいのか悩みますねぇf^^;

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8月16日蒼海緋月本館アオイシロSS にー葵 花 影 抄ー第一之巻「阿衡」をUPしました。
最近のアオイシロの二次創作はWKSやらシナリオやらが殆どでしたので、小説を書くのは3年ぶりぐらいとなります。
で、久々に書いたアオイシロの小説ですが、前のエントリーで申し上げましたように葵先生が主人公で、浅間サクヤと初めて出会った時の話を妄想して書きました。
 -葵 花 影 抄-のタイトルはアオイシロのコミック-花 影 抄-と「葵花子」という名前にかけています。
小山内梢子さんと並び最愛の葵先生の話という事もあって、欲望のままに書いたら今まででもっともヘンタイな文書になってしまいました(滝・どういう愛だ;;)
まぁ……原作では大人の葵先生ですし、需要も少なそうなので多少過激なシーンでもいいかと年齢制限なしのぎりぎり限界でも18きんよりもえろい作風を目指しました……げほごほ。
しかも敢えて古語で表現しているあれがシチュエーション的にはかなりマニアックなんですが、まぁグ○ザイアとか最近そういう作品は珍しくも無いので問題は無いかと(マテ)
という訳で、エログロな表現が苦手な人は決して見ないでくださいませ。
前半のほんわか百合に騙され、普通だと思っていると後半で多分嫌悪感に陥ると思うので(自分で言うかw)
因みに、本作に橘弘美というオリキャラが登場しますが、何時もの通り、きちんと名前にも意味があります。サブタイトルが答えみたいなものですが、次回辺りに意味が解ると思います。
さて、この話はまだ途中で二之巻か三之巻で終了する予定です。
あんまり読みたがる人は居ないような気もするのですが、宜しければお付き合い頂ければと思います。

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本日(8月2日)、蒼海緋月本館で以下の内容を追加しました。

プロフィールはサブキャラクター分です。アカイイトと違ってアオイシロはサブキャラの存在も目立っているので省く訳にもいかないでしょうし、何より葵花子先生が居るんですからこの私が省く訳がありません(マテ)

お勧めの本は現在出版されている『古事記』の中では一番良さそうな物を追加しました。以前からご紹介させて頂いている三浦氏の本は読みやすいので初心者にはお勧めですが、口語訳であり独自の古老の語りがどうしても恣意的な感じが否めません。ついでに言えば、脚注も内容も既に古いものとなっているので、三浦氏の本だけ読んで『古事記』を読んだつもりになってはならないので、別にちゃんとしたテキストが必要になります。講談社学術文庫の『古事記』も良いのですが、本文が無い事と、岩波文庫の『古事記』だと現代語訳が無い為、理解が難しいのですが、今回ご紹介させた頂いた角川ソフィア文庫の本は書き下し文、現代語訳、本文、更に索引が付いており、しかもこれだけの内容にもかかわらず本体価格が1124円と安く、一番のお勧めです。宜しければ参考にしてください。(なお、この本があれば岩波文庫版は必要ないので、お勧めの本から外しました。)

ちょっと愚痴になりますが、ある小説家が書いたというある『古事記』の翻訳本の脚注を読んだら、ツブラノオホミについて「よく解らんがマヨワノミコと関わりが深い人物らしい」的な事が書いてあり、本を閉じました。……いや、古事記の翻訳するなら古代史の勉強ぐらいしてくださいよと思いました。(因みに当方が小説で書いた用語解説でもこの程度の内容なら書けました→葛城円大臣)この作者が参考にした三浦氏の本でも葛城氏について取り上げているのに、三浦氏の本ですら真面に理解せずに本の出版までしてしまったという事でしょうか? こんな無責任な脚注なら無い方がマシかと……。
中にはこんなものが書店に出回っているので、『古事記』のタイトルに騙されて変な本を買わない様にしましょう。最低限、著者のプロフィールを見て専門家かどうか確認した方が良いかもしれません。特に古代史関連は書店の本棚にある半分はアマチュアが書いたミステリー紛いのトンデモなの(特に歴史上の有名人を貶めようとするものや、日本の起源を隣国に求めようとするタイトルは例外無いと考えていいです。まぁ未だに主流である津田史観の学者達のせいでこんな状況になってしまったのでしょうけれど)で、注意してください。

話が変わりますが、久々にアオイシロの小説を書いています。あまり需要が無さそうですが、葵先生の高校生の時にサクヤさんと初めて出会ったという妄想です。今までの短編のふざけた内容ではなく、やや猟奇的(というかエログロ?)な内容になっています。本当は今日UPしたかったのですが、昨日も出勤だったので、間に合いませんでした。焦って書いても碌な物にならないと思うので、もし興味がある方が居られましたら気長にお待ちください。

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