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アオイシロ元ネタ分析に「タマヨリ型(ナミ)トトヒ型(保美)シャーマン」追加

ささみさん@あおいしろ&しんめがみてんせい2

ささみさんの最終回ですが、アオイシロや真女神転生Ⅱをプレーしたことがあるとデジャブが(滝
打ち上げられた波打ち際で手を繋いでいたりとか、踏み石とか百合風とかorz
CMじゃラブコメって言ってるけどラブの部分が百合ってことですかね;;
ところで全部話を見た訳じゃないんですが、タマとお兄ちゃんの正体って明らかになったんですかね?
お兄ちゃんはもしかしたらヒルコですかね? タマが次世代神とか言ってたような気がしますが、アマテラス自体そんなに古い神さまじゃなくて、7世紀あたりじゃないかという説もあるぐらいですし。
今更アラハバキなんぞ引っ張り出してましたが、アマテラス以前に各地で広く信仰されていたのはオオナムチであり、風土記に登場する回数はアマテラスやスサノオより圧倒的に多いのがその事を物語っています。
というか、アラハバキという神は多賀城を囲む築地の近くにアラハバキ明神が祭られ、これは「夷をもって夷を征す」大和朝廷に利用されていた事を示すらしいので(詳しく知りたい方は谷川健一氏の『白鳥伝説』をご覧ください)アマテラスと対抗するような古代神というよりはむしろ大和朝廷寄りの神であるというのが史実に近い様です。
作者の方は記紀以外の古典とせめて松前健氏の著書ぐらいは読んで欲しいですね。最低限、松前氏の『日本の神々』の「日本神話を歴史とするために」を読むことをお勧めします。
屋根裏部屋での創作が発覚した古史古伝ネタやらタマモノマエやらガルーダやら日本神話と関係無いものを使わなくても記紀周辺の文献、例えば風土記や古語拾遺などにも目を向けるだけでも随分ネタが広がるんですけどね。
民俗学的な話ではアマテラスが依代とか、折口信夫の造語をいっちゃいかんでしょ。いや、これは最近知ったのですが(マテ)
妖怪が神が零落したという柳田國男の説もフレーザーの影響で日本には当てはまらないのではないかと批判も多いので、言い切っちゃうのはどうかなとも思いましたが。
まぁカンピオーネみたいに明らかに日本神話に興味が無いけど仕方なくやったという感じが見え見えの作品よりはマシかもしれませんが。
と、色々批判しましたが、話自体は結構面白かったと思うので、わざわざ取り上げました。
他に面白かったのは『絶園のテンペスト』ですかね。愛花の死は『金枝篇』でいうネミの祭祀に近いのかと思いました。


さて、またもや関係無い話題から入り申し訳ございません。
本日、蒼海緋月本館アオイシロ元ネタ分析タマヨリ型(ナミ)トトヒ型(保美)シャーマンを追加しました。

このネタに関しては最近知った事で、姉妹で対になる役割を与えたアオイシロの設定は中々面白いと思いご紹介させて頂きました。
トトヒに関しては最近、箸墓古墳の被葬者が話題になりましたね。卑弥呼とは関係無いと思うんですが。
興味がある方はご覧ください。

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