忍者ブログ

和風伝奇の傑作アオイシロ、アカイイトの非公式ファンサイトです。 「Other Menus」をクリックするとプラグインが表示されます。(PCのみ)

   
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

たまにはニュース雑感(箸墓やらWBCやら)
・「卑弥呼の墓」?箸墓古墳、初の立ち入り調査(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20130220-OYT1T00481.htm?from=ylist

今まで宮内庁が非公開としていた箸墓古墳に日本考古学をはじめとする15の学会が初めて調査に入ったとの事。
それ自体は考古学にとって大きな前進として喜ばしいことだとは思うのですが、気になるのはあたかも卑弥呼の葬られた古墳であるかのような報道の仕方です。
個人的には邪馬台国は北九州説でも近畿説でもどっちでもいいというライトな歴史好きの自分にとって(自分が読んだ書籍では殆どが北九州説派で、近年のマスコミの報道には違和感を覚えるのは事実ですが)、上記のURLではヤマトトトヒモモソヒメという名前すら出てこないで卑弥呼の名だけ出すのも何となく意図的な気がしますね。
まぁ物凄く読みずらいし、NHKの女子アナが何回も噛んでいたのは分からなくは無いですが……って話がずれましたか。

箸墓と卑弥呼と結び付ける根拠としては国立歴史民俗博物館の研究グループが箸墓古墳の前方部周濠からみつかった布留0式土器に付着した炭化物など約20点を放射性炭素年代測年法で測定し、箸墓古墳を240-260年と特定し、『魏志』倭人伝の「卑弥呼以死、大作冢(大きい墓)、径百余歩」を女王卑弥呼の死んだという247年頃と時期が一致するとのことで、マスコミの報道もこれにそっているようですが、布留0式土器の時期は280-300年という説もあることや、卑弥呼の死を247年ごろと断定する事も出来ないとも言われている事はスルーされているようです。
上田正昭氏の『私の古代史(上)』(新潮選書)によると、「卑弥呼以死」の読み方には(1)「卑弥呼以って死す」(2)「卑弥呼死するを以って」(3)「卑弥呼以(すで)に死す」と少なくても3通りの読み方が可能なので、その絶対年はにわかには断定できないとのこと。
それに同著で上田氏は「ヤマトトトヒモモソヒメの「トトヒ」は鳥のように霊魂が飛んでゆく脱魂型の巫女であり、その名をどのように解釈して、卑弥呼と関連付けるかに箸墓を卑弥呼の墓とみなすためには、なおそれなりの解答が必要になる。」と述べているのは同意で、私も日本書紀のヤマトトトヒモモソヒメの逸話を読んで「どこが卑弥呼と関係あるの?」と素朴な疑問を覚えたもので、賛成しているわけでは無いですが、まだアマテラス=卑弥呼説の方が説得力を持つように思えます。

・WBC、侍28人決定…Gから阿部ら最多の7人
http://www.yomiuri.co.jp/sports/wbc/2013/news/20130220-OYT1T01049.htm?from=navlp

様々な不安を抱えながらも取りあえず代表決定。コアな野球ファンからは開催自体も否定的な人も多く、国際試合のみ応援する所謂「にわか」ファンを批判している人も見かけるのですが、裾野を広げるという意味では如何に「にわか」ファンを取り込むかも必要なことで、この手の国際大会は良い機会ではあるんですけどね。
どの競技でもそうですがどんなコアなファンも最初は「にわか」だった訳ですし、そもそもスポーツ屋や趣味について詳しいからといって偉い訳じゃないですし、つーかたかがヲタクなんですけどね。

と、話がずれましたが、どちらかといえばにわかに部類するであろう自分はライトな西武ファンですが、当落線上と言われた涌井を含め、無事3人とも代表に選ばれたのは良かったです。あとは怪我せずシーズンに影響を与えない程度に貢献して欲しいです。
4年前の仕事に手つかずで、社員が「ワンセグが繋がりずらいとヘルプデスクに文句言う」と冗談で語っていた頃の情熱が懐かしいものです。
個人的な意見としては代打の切り札的存在として石井義人を入れて欲しかったですが……代表の選手達が慣れない代打をどれ程こなせるのか未知数ですしね。

統一球とWBC球で全く異なるものだったということは何の為の統一球だったのか? という疑問や突っ込みどころ満載ではあるのですが、やるからには優勝を目指して頑張って欲しいです。

拍手[0回]

   
Comments
NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
Copyright ©  -- 蒼海緋月 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by The Heart of Eternity / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]

PR