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「リアルはゲームより奇なり」最終回でした
8月29日。コミコでお気に入りだった漫画「リアルはゲームより奇なり」が最終回でした。
良い作品でした。どんな作品なのか、ちょこっとご紹介&感想(ネタバレ注意)
「リアルはゲームより奇なり」第2話より
ゲームヲタクが美少女と仲良くなっていくというアニメなら近年やっていましたが、こちらはゲーヲタの主人公が若島葵という女の子。つまり百合を思わせる作品として話は始まります。
上記画像はクラスメイトの矢上紗奈に絡むナンパを撃退したイケメン若島葵さん。
こんな感じで始まった二人の友情は徐々にお互いが特別な存在だと意識して行きます。
第3話より。矢上紗奈
この作品のヒロイン。上記画像は同性の葵をして「卑怯じゃないか」と言わしめた台詞w
男女問わずクラスの人気者との設定ですが、話が進むにつれ結構メンドクサイ性格が現れてきますw 例えば葵にゲーム仲間が出来ると嫉妬したり、他のクラスメイト(津々見香)に対して仲良くしていると睨みつけたりと、読者にクレイジーサイコレズとまで言われてましたが、嫉妬しているところも面白かったですねw
クラスメイトに人気がある理由が良く解らん子でしたが、ご飯のピンチに駆けつけるピッコロさんのように、葵に何回も助けられ、自分の想いが友達としての想いではないと気付きます。
第28話より鈴原遠子
葵のライバル的立場で登場する鈴原遠子。所謂ツンデレキャラw
遠子はベジータポジにあるという読者のコメントがありましたが、まさしくベジータなキャラクターです。
当初は紗奈と仲良くしている葵の邪魔をしようとします。初期は読者からかなり嫌われているキャラでしたね……。個人的にはこの作品で一番の美少女かと思ってたので遠子に関する評価が辛かったですが、話が進むにつれて決して悪い子ではない事や、葵にバレンタインチョコの創り方を教えたり、最終的には葵と協力したり一緒に遊ぶまでの仲になりました。読者がどんどん掌を返していくのは嬉しかったですねw
多分紗奈に対して恋愛感情か、少なくても友情以上の感情を抱いていたのは間違え無さそうです。(この辺は結局最後まで明らかになりませんでしたが)その為、葵と紗奈を引き離そうとしていた様ですが、紗奈の葵に対する秘めた感情に気付き、紗奈の告白を後押ししました。
第12話より 関戸優希
ド派手なおねーちゃん。葵のストーカーという何ともインパクトのある登場の仕方をした関戸優希。一つ上の先輩だけどこの年の子としては珍しく年齢の上下を気にしない気さくなキャラ。
紗奈の姉的存在で、紗奈が心を許していた殆ど唯一の存在。129話はこの作品で一番感動的な話で、葵と紗奈の話よりもこちらの方が好きというのは内緒の話(マテ
第105話より 津々見香
美少女の上、隠れヲタクでその上優しくて頭も切れる名探偵。友達想いで空気が読めるというヲタの理想を凝縮したような魅力的なキャラ。人気投票なんてやったら多分1位になるでしょうね。ヲタクを隠している辺り、妙にリアリティがありました。
当初はモブキャラっぽい感じで登場したのが忘れた頃に再登場し、気付けばこの作品に欠かせないメインキャラの一人になっていました。
葵を守る為に対立して険悪な雰囲気だった紗奈や遠子とも仲良くなり、読者間では遠子とカップルを希望する声が続出していました。
・作品終盤あらすじ及び感想
紗奈の突然の告白にとまどう葵。葵は誤魔化そうとしますが、気持ちを無かったことにされた紗奈は傷つきます。この紗奈の告白を盗み聞きしていたクラスメイトは翌朝、他のクラスメイトの前で紗奈が告白していた事をバラし、紗奈にそれが本心であったのか尋ねます。
そこで何時もの如く(とはいってもクラスメイト達には葵のそんな一面は知られていない)紗奈を庇う為に割って入り、クラスメイトにこう言います。
「相手の気持ちねじ伏せて。輪をはみ出したら吊し上げみたいな真似をして……それって本当に友達って言えるの」
「アナタにどう思われようとどうでもいいよ。気持ち悪いと思うなら、そう思えばいい」
(句読点3点リーダーなど当方が一部加筆)
この台詞に全ての想いが込められているんだなと思いました。
ゲームヲタク・同性愛どちらも差別的な対象になりやすい事ですが、葵は堂々と好きな物を好きだと言って生きていける。これは勇気のいる事で、香が葵に惹かれた理由でもあるのでしょうが、羨ましいと思いました。幸い、昔よりはマイノリティな趣味も受け入れられやすい社会になったとは思いますが、自分も香と同じでヲタの話なんかリアルでは一切しないで隠してますからねw
そこら辺の百合作品と違いリアリティも感じさせる良作だったと思います。
出来れば葵と紗奈のその後や、遠子と香のラブな話も見たかったですね。
127話あたりから急に応援ポイントが上がっていたので、もう少し話が続いて欲しかったですが、他の作品も最終回の話が続出との事で運営側の都合などもあるのでしょうね。
コミコに限らなくて良いと思うので、今度は紙媒体で続編を出してくれることを期待しています。
良い作品でした。どんな作品なのか、ちょこっとご紹介&感想(ネタバレ注意)
「リアルはゲームより奇なり」第2話より
ゲームヲタクが美少女と仲良くなっていくというアニメなら近年やっていましたが、こちらはゲーヲタの主人公が若島葵という女の子。つまり百合を思わせる作品として話は始まります。
上記画像はクラスメイトの矢上紗奈に絡むナンパを撃退したイケメン若島葵さん。
こんな感じで始まった二人の友情は徐々にお互いが特別な存在だと意識して行きます。
第3話より。矢上紗奈
この作品のヒロイン。上記画像は同性の葵をして「卑怯じゃないか」と言わしめた台詞w
男女問わずクラスの人気者との設定ですが、話が進むにつれ結構メンドクサイ性格が現れてきますw 例えば葵にゲーム仲間が出来ると嫉妬したり、他のクラスメイト(津々見香)に対して仲良くしていると睨みつけたりと、読者にクレイジーサイコレズとまで言われてましたが、嫉妬しているところも面白かったですねw
クラスメイトに人気がある理由が良く解らん子でしたが、ご飯のピンチに駆けつけるピッコロさんのように、葵に何回も助けられ、自分の想いが友達としての想いではないと気付きます。
第28話より鈴原遠子
葵のライバル的立場で登場する鈴原遠子。所謂ツンデレキャラw
遠子はベジータポジにあるという読者のコメントがありましたが、まさしくベジータなキャラクターです。
当初は紗奈と仲良くしている葵の邪魔をしようとします。初期は読者からかなり嫌われているキャラでしたね……。個人的にはこの作品で一番の美少女かと思ってたので遠子に関する評価が辛かったですが、話が進むにつれて決して悪い子ではない事や、葵にバレンタインチョコの創り方を教えたり、最終的には葵と協力したり一緒に遊ぶまでの仲になりました。読者がどんどん掌を返していくのは嬉しかったですねw
多分紗奈に対して恋愛感情か、少なくても友情以上の感情を抱いていたのは間違え無さそうです。(この辺は結局最後まで明らかになりませんでしたが)その為、葵と紗奈を引き離そうとしていた様ですが、紗奈の葵に対する秘めた感情に気付き、紗奈の告白を後押ししました。
第12話より 関戸優希
ド派手なおねーちゃん。葵のストーカーという何ともインパクトのある登場の仕方をした関戸優希。一つ上の先輩だけどこの年の子としては珍しく年齢の上下を気にしない気さくなキャラ。
紗奈の姉的存在で、紗奈が心を許していた殆ど唯一の存在。129話はこの作品で一番感動的な話で、葵と紗奈の話よりもこちらの方が好きというのは内緒の話(マテ
第105話より 津々見香
美少女の上、隠れヲタクでその上優しくて頭も切れる名探偵。友達想いで空気が読めるというヲタの理想を凝縮したような魅力的なキャラ。人気投票なんてやったら多分1位になるでしょうね。ヲタクを隠している辺り、妙にリアリティがありました。
当初はモブキャラっぽい感じで登場したのが忘れた頃に再登場し、気付けばこの作品に欠かせないメインキャラの一人になっていました。
葵を守る為に対立して険悪な雰囲気だった紗奈や遠子とも仲良くなり、読者間では遠子とカップルを希望する声が続出していました。
・作品終盤あらすじ及び感想
紗奈の突然の告白にとまどう葵。葵は誤魔化そうとしますが、気持ちを無かったことにされた紗奈は傷つきます。この紗奈の告白を盗み聞きしていたクラスメイトは翌朝、他のクラスメイトの前で紗奈が告白していた事をバラし、紗奈にそれが本心であったのか尋ねます。
そこで何時もの如く(とはいってもクラスメイト達には葵のそんな一面は知られていない)紗奈を庇う為に割って入り、クラスメイトにこう言います。
「相手の気持ちねじ伏せて。輪をはみ出したら吊し上げみたいな真似をして……それって本当に友達って言えるの」
「アナタにどう思われようとどうでもいいよ。気持ち悪いと思うなら、そう思えばいい」
(句読点3点リーダーなど当方が一部加筆)
この台詞に全ての想いが込められているんだなと思いました。
ゲームヲタク・同性愛どちらも差別的な対象になりやすい事ですが、葵は堂々と好きな物を好きだと言って生きていける。これは勇気のいる事で、香が葵に惹かれた理由でもあるのでしょうが、羨ましいと思いました。幸い、昔よりはマイノリティな趣味も受け入れられやすい社会になったとは思いますが、自分も香と同じでヲタの話なんかリアルでは一切しないで隠してますからねw
そこら辺の百合作品と違いリアリティも感じさせる良作だったと思います。
出来れば葵と紗奈のその後や、遠子と香のラブな話も見たかったですね。
127話あたりから急に応援ポイントが上がっていたので、もう少し話が続いて欲しかったですが、他の作品も最終回の話が続出との事で運営側の都合などもあるのでしょうね。
コミコに限らなくて良いと思うので、今度は紙媒体で続編を出してくれることを期待しています。
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