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3月12日、蒼海緋月本館ホームページにアカイイト,アオイシロを理解するためのお勧めの本を一冊追加しました。
『日本書紀』は既に講談社学術文庫版と岩波文庫版をご紹介させて頂いていますが、今回は中公クラシックス版の『日本書紀』の現代語訳です。講談社学術文庫版は手軽に読む分には良いのですが、脚注の内容が少なく歴史学的な内容等を理解するには足りないので、中公クラシックス版をご紹介させて頂きました。監訳者がかつて日本古代史研究の分野ではを代表的な人物だった井上光貞氏なので、善きにしても悪きにしても日本古代史の常識的な見解がどういったものかある少しは見えてくるかもしれません。戦後、井上氏が居なければ記紀の記述は全て虚構の物とされていたかも知れない流れをある程度止めた功績と、足して2で割ったような歴史観が批判の的にもなっているようですが、(というか自分もWKSで批判してますがw)それでも古代史を学ぶ上で井上氏の手法は参考になると思います。サイトの趣旨とは外れるのですが、これから古代史を学ぼうという方は古い内容ですが「帝紀からみた葛城氏」をお勧めしています。結論では無く、研究手法としては自分が無意識にやっていた事と同じだったからですがw
因みに岩波文庫版にも井上氏は関わって居られたのですが、岩波文庫版では敷居が高い(書き下し文の意味が解らんという人や)講談社学術文庫版ではイマイチという方は今回の中公クラシックス版をどうぞ。
話が変わりますが、葵花影抄はまだ書いてません。現在充電期間中(今更デビルサバイバーをプレー中・マテ)と言う事もありますが、文章化したら葵先生に対するこの物語の妄想が終わってしまうと思うと躊躇してしまいます。この話に関してはアクセス数も意外とあるのでこのまま放置する訳にも行かないので、踏ん切りがついたら書く事にします。