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「おくることば」第3巻 14話より メイがイケメン過ぎます。
久々のブログ更新です。というかサイトの更新を終了して1年半ぐらい過ぎましたので、今さらブログ更新しても誰か観てくださる方がいるのか不明ですが、最近電子書籍に嵌り、良い作品に巡りあったのでご紹介させて頂きたいと思います。
ご紹介させて頂きたい作品は町田とし子・作 「おくることば」です。
作品URL→http://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000052107
上記サイトから試し読みも出来ます。試し読みの最後のシーンの後に衝撃的な台詞が出てきます。
ネタバレすると、
「なんで俺を殺した?」
です。どんな作品なのか、上記サイトの第一巻の作品紹介を以下に引用すると
「幼なじみの女の子に殺された僕から、皆さんに伝えたい言葉があります。」ある日、男子高校生・佐原は交通事故により死亡した。だが、その死は事故によるものではなかった。幼なじみの少女・千秋によって殺されたのだ。なぜ千秋は自分を殺したのか――? 佐原の死をきっかけにクラスメイトたちの本当の想い、そして新たな真実が見えてくる。奇才・町田とし子がおくるドラマチック青春ミステリ!!
マガポケなら第4話まで無料で読めます→https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156630899215
以下、途中まで感想交じりにあらすじを紹介します。ネタバレあり
交通事故に見せかけて殺された主人公・佐原が幼馴染の犯人、千秋の犯行を知らせたいし、これからも犯行を重ねる可能性があることを伝えたいけれど誰も幽霊(?)と化した自分のことを気付いてくれない。
そんな中、クラスメイトでも知り合いでもないKYな、度々うざいキャラとしてメイというギャルが登場します。
第一巻 3話より
他にも佐原の事故直後に写真を撮ったり、事故現場に置かれた花束を気持ち悪がったり、とんでもなく非常識なウザキャラですが、実は理由がありました。
彼女はTVに登場する著名な霊媒師の娘で、メイにも体質的ものがなのか、佐原の姿が見えていたのです。その為、一見ウザく見える彼女の行動、例えばスマホのカメラで佐原の姿を確認したり、佐原の友人を救うためでした。
(その事が明らかになった第一巻の4話辺りから一気に話が面白くなります。というか、第4話以降はメイが主人公でしょ?)
しかし、メイには佐原の(しかも不安定な)存在を認識できても、言葉までは理解できません。
メイは佐原に対して恐怖を抱きながらも、足を踏み鳴らすという合図で何とか佐原と意思を疎通しようとします。その結果、メイは佐原が自分には害意がないこと、佐原が殺されたこと(ただし、千秋が犯人であることはメイに伝える手段がない)を知り、メイは犯人を探そうとします。
殆どヒントが無い中、メイは佐原の友人達に聞き込みを行いますが、皆佐原の死によって精神が不安定になっており、興味本位で探っていると思われていたメイは殴られたり、罵られたり、周りからは変人扱いされ、更には親友からも理解されず、散々な目に合います。
でも、そんな目に合いながらもメイはめげず、優しさも忘れません。
第2巻 6話より 自分を殴り、首を絞めた託を落ち着かせるメイ。
この前に託をどうやって落ち着かせたかは是非漫画を読んでくださいw メイの行動にも驚きますが、託の反応に「はぁ?」となりますよw (オイ託そこ俺と変われや)
メイが聞き込みを行っているうちに、千秋と一緒にいた託が階段から落ち重症となり、それをきっかけにある事で佐原が訴えていた殺人犯が千秋ではないかと気付きます。
第2巻 8話より 千秋を問いただすメイ
千秋の表情凄いですね。これ明らかに託を殺そうとしたでしょ。託よ安らかに眠れ。これからはメイ様の奴隷にはオイラがなるので安心して眠れ(マテ)
話が横道に逸れましたので話を戻します。千秋を問い詰めているメイに激怒したレンはメイを思いっきり引っ叩きます。
第2巻 8話より ビンタで地面にぶっ倒れるってどんだけ威力あるんだ???
レンは小学生のころ男勝りだったとはいえ、男の託をぶっ飛ばしたメイも結構強いみたいだし体格が大差のない、ましてや女子のビンタで倒れるんだろうか? 余程対格差があるか、格闘技でもやっていて、顎を正確に打ちぬかないと一撃で地面にぶっ倒すなんて普通は無理なんですけどね。まぁ物騒な話はとにかく、作中では何度も傷つくメイですが、この時のダメージが最大でした(滝)
第2巻 8話より 千秋を責めたことが誰からも理解されず孤立するメイ。殴ってきたレンに対してまで謝っているメイは切ないです。。。
唯一手がかりっぽい事情が聴けそうな託は殺されてしまいました……いや、託は生きてました(滝)自宅で治療を兼ね悠々自適の引きこもり生活を送っていました。その事を偶然知ったメイは託から更に情報を得ようとします。この時ベランダから侵入したり(二人のやりとりが面白いw)色々無茶するのですが、メイの自分が傷つくことも厭わない、カッコいい姿に心底惚れました
第2巻 9話より 家に侵入され騒ぐ託を黙らせるメイ ここだけ見るとエロとも取れますね(マテ)
第2巻 10話より 中々口を割らない託に対し自分の覚悟を見せるメイ
これ、男でも出来んでしょ(滝)。千秋以外の佐原の友人それぞれから殴られたりして元々ボロボロだったので、傷跡が残らなきゃ良いなと思ってましたが、3巻では完治してたようです。。。まぁ良かったのですがw
ご紹介はこの位にして、あとは読んで頂く事をお勧めします。ラストはおそらく誰もが思いつかない意外な結末で驚くと思います。この手法はミステリーとしては反則じゃないかと思うのですが、それを差し引いても良い話だったと思います。しかし、メイを分かってくれる人がもう少しいてくれたら良かったかな、特に託はラストまでメイを異性としての魅力を感じていない節があるな。レンより全然メイのが良いと思うんですが(滝)
ああ、オイラもメイ様の下僕になって頭踏まれたり、無茶振りされたり、のしっ、されたいです(マテ
第3巻 14話より まぁ……託がメイにしでかした事を考えれば仕方ないでしょ。。。
今度はメイ主人公で、彼女の特殊能力を活かしたミステリー作品を町田さんに描いてほしいですね。助手(下僕)は託ということでw
ラストにカッコいいメイをもう一度。ここは是非漫画で読んでください!
第3巻 15話より
追記
作者さんは3巻末の解説でご紹介されていた「おくることば」のADVは以下のサイトよりプレー可能です。
https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm6213
ちょっと操作性が悪いし、ハート取ると体力?が減るのは逆じゃないかとかわかりずらい面もあります。いろいろと地味だし話のテンポも悪いため、正直原作を読んでいない方には面白くない作品かもしれません。てか、2章でハート8つまで集めたところで詰みました。レンと会話するにはどうしてもハート一つ足りないし、右側の通りに進んでもやはりハートが一つ足りずに、みーたんまで辿り着けません。この時点でメイ姐様のイラストが出てきません(TT)誰か攻略法教えてくださいm(_ _)m
メイ編の作品も作って欲しいのですね。